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自律神経の乱れからも冷え性?

冷え症は女性に多い悩みですが、実は自律神経と深く関わっている場合があります。ストレスによって自律神経がバランスを崩し、交感神経が優位にはたらくと、筋肉が硬くなり血流が悪くなるので、血液が体中に行き渡らなくなり、冷え性を悪化させてしまいます。

冷えは万病の元と言われますが、冷え性の人は、月経異常や肩こり・頭痛・体のむくみ・下痢・便秘など症状、そして、不眠・パニック・イライラ・うつ病などの自律神経失調症の不調になってしまう人も多いことが特徴です。また、免疫力や自然治癒力が低下するため、風邪をひきやすくなる、自律神経の乱れにより、慢性的に疲れやすいなどの症状が現れます。

ストレスによる冷え性は、冷えの自覚症状はあるのに実際は冷えがない人、逆に足が氷のように冷たくても自覚症状がない人など、自覚症状にズレがあることもあります。

女性の冷えは、女性ホルモンの乱れから自律神経が乱れ、冷えだけでなくのぼせの症状も現れます。また、甲状腺の機能低下、貧血、低血圧、膠原病などの内科的な病気によっても冷えることもあります。冷えの症状が続くときは、医療機関に相談しましょう。

冷えと自律神経に効く鍼灸

問診や脈、舌、腹部、ツボなどを診察し、鍼治療やお灸をしていき、全身の血流を促進させ、自律神経の調節をしていきます。体全体のバランスを診て「気」「血」「水」の流れと「内臓機能」のバランスを整え、症状を改善させていきます。

注意するべきことは?

  • 朝食は必ず食べる。 午前中は体温が低く代謝機能も落ちているため、お味噌汁や温かいスープなど朝食はしっかり食べましょう。
  • 身体を冷やす食べ物は控える。 トマトやきゅうりなど夏が旬の野菜などは体を冷やす食材なので夏以外は控えめにしましょう。サラダではなく煮物などににしたり、豆腐は湯豆腐にして体を温める香辛料や薬味と一緒に食べましょう。
  • 運動をする。 ウォーキングやストレッチ、ヨガなどで血流を促進し、筋肉を緩めリラックス効果もあります。また筋肉量が少ないと熱を生み出せません。
  • 良い睡眠を取る。 昼夜逆転は日内リズムを乱し、自律神経の乱れにもつながります。良質な睡眠をとるように心がけましょう。

明石市で自律神経、冷え性など身体の事で疑問や不安のある方は、寿鍼灸院に遠慮せずご相談ください。

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